2016年本屋大賞は宮下奈都著「羊と鋼の森」!書店員が選んだ本当におすすめの小説ランキング結果は?

第13回本屋大賞が「羊と鋼の森」に決定しました。話題作からそうでないものまで、本屋さんが本当に売りたい小説のランキングを紹介します!

第13回本屋大賞が宮下奈都の「羊と鋼の森」に決定!

書店員が本当に売りたい本を選ぶ本屋大賞

今年で第13回になる本屋大賞

全国の書店員が一番売りたい本を投票で選ぶ本屋大賞。過去に「鹿の王」や「村上海賊の娘」などが大賞をとりました。

その本屋大賞で「羊と鋼の森」が大賞を獲得!

今年の直木賞候補にも選ばれました。

全国の書店員が「一番売りたい本」を選ぶ2016年の「本屋大賞」が12日発表され、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」(文藝春秋)が大賞に輝いた。

出典:本屋大賞は「羊と鋼の森」 | 2016年4月12日(火) - Yahoo!ニュース

今回の受賞は「奇跡」と語った作者の宮下奈都

初版の発行部数が6500部だった「羊と鋼の森」

その後11万2500部まで重版が決まったものの、知名度としてはそこまで高くなかった「羊と鋼の森」が今回選ばれたことに感動のコメントを宮下奈都がしました。

「過去の受賞者を見ても、知名度の低さは抜群。初版も少ない本を選んでくれました。私の勲章と思って、奇跡みたいなこの夜を忘れずに生きていきます」

出典:本屋大賞に宮下奈都さん「羊と鋼の森」 「奇跡」と涙:朝日新聞デジタル

そんな「羊と鋼の森」はどのようなあらすじなのでしょうか。

「羊と鋼の森」のあらすじとは?

主人公はピアノの音に魅せられた青年

ピアノの調律師として成長する過程が描かれている

普通のひとが持つ才能と可能性、そこにある光をテーマにした長編小説です。

ピアノの調律に魅せられた一人の青年が、調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴られる。

出典:【速報!】2016年本屋大賞は宮下奈都『羊と鋼の森』に決定

人との交流を通じて理想のピアノの音を追い求める主人公

主人公は周囲の人との交流の中で自分の道を見つけ出していきます

心の中にある理想のピアノの音を追い求める青年が職場の先輩や客たちとの交流を通じて、悩んだり励まされたりしながら自分の道を見つけ出していく

出典:本屋大賞 宮下奈都さんの「羊と鋼の森」に | NHKニュース

面白そうですね!

大賞は「羊と鋼の森」でしたが、他の受賞作にはどのようなものがあるのでしょうか。

第13回本屋大賞の受賞作を紹介します

2位:住野よる「君の膵臓をたべたい」

病気の少女と同級生の少年が一緒に過ごした日々を書いた小説「君の膵臓をたべたい」

主人公の「僕」が病院で拾った小説はクラスメイトの山内桜良が書いた病気の日記でした。そこから始まった真逆の2人の交流を描いた作品です。

【僕】とそのクラスメート山内桜良が出会い、同じときを過ごし、僕がある想いに気づくまでの記録。

出典:住野よる『君の膵臓をたべたい』それは彼女が教えてくれた「生きること」への問いかけ -...

3位:中脇初枝「世界の果てのこどもたち」

戦時中の満州が舞台の小説「世界の果てのこどもたち」

戦時中に親に連れられて満州に行った主人公の少女が、その土地で出会った2人の少女と交流して仲良くなるものの、終戦によって全く違った生き方になっていく物語を優しく描いている物語です。

戦時中、高知から家族と満洲にやってきた珠子。そこで彼女は、朝鮮人の美子と横浜から来た茉莉に出会う。三人は立場を越えた友情で結ばれる。しかし終戦が訪れ、珠子は中国戦争孤児になり、美子は日本で差別を受け、茉莉は空襲で家族を失い、三人は別々の人生を歩むことになった。

出典:世界の果てのこどもたち(中脇 初枝)レビュー 評価

4位:西川美和「永い言い訳」

家族を失った人はどのように人生を取り戻していくのかを綴った小説「永い言い訳」

突然のバス事故で妻を失った主人公が、人間として本当に大切なものを見つけるまでの物語です。

冷めきっていた夫婦関係からか、妻を失っても泣くことはなく、悲しみを演じている幸夫に比べ、同じ事故で妻を母を亡くした悲しみに暮れる大宮家と交流するうちに、人間として大切な物に気づき始める。

出典:永い言い訳 ネタバレ - 読書メーター

5位:辻村深月「朝が来る」

出産を巡る女性の実情を書いた小説「朝が来る」

親子3人で幸せに暮らしていた家族に「子供を返して欲しい」と産みの母親から電話がかかってきたことで、2つの家族の運命が変わっていく過程を描いた物語です。

子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。

出典:朝が来る | 辻村 深月 | 本 | Amazon.co.jp

6位:米澤穂信「王とサーカス」

ネパールで実際に起きた事件を題材にした小説「王とサーカス」

フリー記者の主人公がネパールを訪れた際に起きた王族殺人事件。自分の人生を左右するほどの大事件に立ち向かう主人公を描いたミステリーです。

事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。

出典:王とサーカス | 米澤 穂信 | 本 | Amazon.co.jp

7位:深緑野分「戦場のコックたち」

戦場が舞台のミステリー小説「戦場のコックたち」

戦場で起きる「日常の謎」を特技兵のコックが解き明かしていくミステリー小説。戦場という非日常での物語であるけれど、戦争についても詳しく丁寧に描かれているのでミリタリーファンにも好評の作品。

特技兵(コック)でも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだ。新兵ティムは、冷静沈着なリーダーのエド、お調子者のディエゴ、調達の名人ライナスらとともに、度々戦場や基地で奇妙な事件に遭遇する。不思議な謎を見事に解き明かすのは、普段はおとなしいエドだった。

出典:戦場のコックたち | 深緑 野分 | 本 | Amazon.co.jp

8位:東山彰良「流」

混沌としていた台湾を舞台に描いた小説「流」

混沌としていた台湾を舞台に描いた小説「流」

大好きな祖父が殺されてしまい、そこから人生が変わっていく主人公と祖父の絆を描いている青春小説です。

壮大な歴史をバックに、台湾の市井の人たちのなかで、祖父が殺されたことを、本人の精神的成長を紡ぎながらサスペンス仕立てで解き明かされる

出典:流 ネタバレ - 読書メーター

9位:中村文則「教団X」

生と性を大きなテーマに据えた小説「教団X」

全く反対の2つの教団が登場し、「悪」とは何なのかを問いかけている物語。アメトーーク!の読書芸人でも絶賛され話題になりました。

世界の成り立ちや人間の存在の意味、発展途上国の貧困や内戦、さらには「悪」とは何かといった多くの問題が登場人物の語りや手記の形で論じられていく。

出典:【書評】ドストエフスキーばりに 『教団X』中村文則著

10位:又吉直樹「火花」

2人の芸人を中心に生き方を描いた小説「火花」

売れない芸人が才能にあふれた先輩芸人と出会うことで成長していく物語。直木賞をとったことで話題になりました。

売れない芸人・徳永が、奇想の天才である一方で人間味あふれる先輩芸人・神谷と出会うことで、彼のお笑い哲学に心酔しつつ、別の道を歩んでいく物語。2人の芸人の姿から「笑いとは」「才能とは」「生きるとは」「人間とは」を投げかける。

出典:ピース・又吉、小説『火花』に込めた思い「"こうあるべき"は芸人じ...

ドラマ化や映画化も期待される「羊と鋼の森」

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