知ってるようで知らない!ボブ・ディランが世界を魅了する理由とは?【2016年来日ツアー】

伝説のミュージシャン、ボブ・ディランが2016年4月に来日決定!誰もが一度は聞いたことのあるはずですが、若い世代にはあまり馴染みがないアーティストです。彼の魅力をまとめてみました。

ボブ・ディラン、2016年4月に来日決定!

ボブ・ディランのホールツアーは15年ぶり

ボブ・ディランが、2016年4月に来日公演を行うことが決定した。約2年ぶりの来日となる今回は、およそ1ヶ月に亙って東京・仙台・大阪・名古屋を回る、15年ぶりのホール・ツアーとなる。

出典:ボブ・ディラン、2016年4月に来日公演決定。15年ぶりのホール・ツアー...

ボブ・ディランとは

レジェンド、ボブ・ディラン

ボブ・ディラン(Bob Dylan、1941年5月24日 - )は、アメリカのミュージシャン。出生名はロバート・アレン・ツィンマーマン(Robert Allen Zimmerman)だが、後に自ら法律上の本名もボブ・ディランに改名している。

出典:ボブ・ディラン - Wikipedia

数々の賞を獲得してきたボブ・ディラン

グラミー賞、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、そして画像の大統領自由勲章など・・・

すごい人なのは知っていても、正直馴染みがない人も多いでしょう。
その魅力をいくつかまとめてみました。

ボブ・ディランの魅力① 世の中を映しだす歌詞

ボブ・ディランの歌詞は普遍的な社会の問題を描く

2:36 Blowing In The Wind (Live On TV, March 1963)

Blowing In The Wind (Live On TV, March 1963)

代表曲の一つ、「風に吹かれて」

「どれだけの砲弾を発射すれば、武器を永久に廃絶する気になるのか」(中略)「人はどれだけの死人を見れば、これは死に過ぎだと気づくのか」というプロテスト・ソング風の問いかけと、「男はどれだけの道を歩けば、一人前と認められるのか」「山が海に流されてなくなってしまうのに、どのくらいの時間がかかるのか」という抽象的な問いかけが交互に繰り返されたあと、「答えは風に吹かれている」というリフレインで締めくくられる。

出典:風に吹かれて (ボブ・ディランの曲) - Wikipedia

時代の代弁者ともてはやされたボブ・ディラン

黒人差別を歌った「風に吹かれて」は、公民権運動の賛歌になりました。

公民権運動が高まりを見せていたアメリカにおいてディランは次第に「フォークの貴公子」として大きな支持を受け、時代の代弁者とみなされるようになっていった。

出典:ボブ・ディラン - Wikipedia

もっとも、本人は社会に反抗するプロテスト・ソングの歌手として見られるのを嫌ったようです。

ボブ・ディランの魅力② 声

ヤハリ、声がスゴイ!
地を這うような低音から~次元を越える高音に変化するときのスバラシさったら!
しゃがれ声は年齢と共に、さらに魅力的にしゃがれ~トム・ウェイツかと思ったよ!
(笑)

出典:泉谷しげる『やぁボブ・ディラン!』

このしゃがれ声でデビューしたディランは、当時のアメリカに衝撃を与えました。

ボブ・ディランの魅力③ 変化を続ける音楽性

もともとはフォークミュージシャンとして成功したボブ・ディラン

しかし、大きく音楽性を転換します。

6:21 Like a Rolling Stone - Bob Dylan

Like a Rolling Stone - Bob Dylan

この曲は、それまでの弾き語りと異なり、エレクトリックロックバンドで表現される大音量のロックビートに乗せた楽曲です。1965年7月。ディランが出演したニューポート・フォーク・フェスティバルにおいて、この曲がライブで披露されました。

出典:湯浅学 ボブ・ディランの実像に迫る!: 日々雑記

「フォークへの裏切り」と非難されたボブ・ディラン

ディランは、言葉でメッセージを伝えることにこだわり続ける「フォーク・ソング」というスタイルに限界を感じ、サウンドそのものが自由な「ロック」という新しいスタイルの魅力にいち早く気がついていたのでした。
ところが、そのコンサートでの観客の反応は、残念ながらブーイングの嵐でした。メッセージ性の高いラディカルなミュージシャンのファンでありながら、彼の変化の意味を理解する者は、フォーク・ファンの中に、わずかしか存在しなかったのです。

出典:追憶のハイウェイ

他にも、こんな大きな転換がありました。

キリスト教の洗礼を受け、音楽性が変化したボブ・ディラン

洗礼を受けて作られた
Slow Train Coming (1979)
Saved (1980)
Shot of Love (1981)
は、合わせてゴスペル三部作と呼ばれています。

4:55 Bob Dylan - I Believe In You (Live 1980)

Bob Dylan - I Believe In You (Live 1980)

ゴスペル的な要素を取り入れた楽曲

2016年公演も、今までにないボブ・ディランが見られる?

前回の2014年来日公演では、こんなライブレポートがありました。

今回のディランの日本公演に足を運び、「何だ、知っている曲をほとんどやらないじゃないか」、「知らない曲ばかりでつまらない」と憤激した人も中にはいた だろうが、少なくともディランの過去の栄光だけを追い求めるのではなく、2014年の現在、彼の新しい歌、彼の今の歌をしっかり聞いている人にとっては、 コンサートはめちゃくちゃ大満足のいく素晴らしい内容だったのではないだろうか。

出典:【スペシャルライブレポート】中川五郎が語る“今”のボブ・ディ...

目の前で歌っているボブ・ディランは決して過去の自分の再現でもなければ、懐メロを歌う亡霊でもなく、紛れもなく2014年の今を生きる、そしてこれから先に向かう自分の歌を聞かせてくれた。

出典:【スペシャルライブレポート】中川五郎が語る“今”のボブ・ディ...

このレポートのように、今回も「2016年のボブ・ディラン」を見せてくれるはず。

最新アルバムからもうかがえるボブ・ディランの挑戦

"Shadows in the Night"
2015年2月発売

このアルバムを作ったのは本当に光栄なことだった。こういうものをずっとやりたいと思っていたが、30人編成の複雑なアレンジを5人編成のバンドで行なう勇気を持つことがなかなかできなかった。

出典:ボブ・ディラン、新作『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』を2015年2月にリリース...

通算36枚目のアルバムにして新たな挑戦を続けるのはさすがとした言いようがありません。

どんどん変化していくボブ・ディランの今を、ぜひライブで目に焼き付けてください!

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