稀代の文豪・吉川英治 おすすめ作品紹介! 【宮本武蔵】【三国志】

小説家として優れた作品を多数世に送り出し、国民的文学作家にまで上り詰めた吉川英治。彼の作品の中で、特におすすめなものを紹介していく。

吉川英治(1892~1962)

吉川英治

多くの長編小説を執筆し、現在もなお親しまれる作品が多数ある。歴史系の小説がほとんどで、その範囲は多岐にわたる。

小説家になる前の吉川英治

小説家の前は船具工や新聞記者をしていた吉川英治

吉川が小説家になることを決意したのは、関東大震災後のことである。30歳まではドックの船具工や新聞記者の仕事をしていた。

吉川英治 おすすめ作品紹介

1.『宮本武蔵』

吉川英治の飛躍のきっかけになった『宮本武蔵』

二天一流の開祖でもある剣豪・宮本武蔵の剣士として自己を確立させるまでに至るまでの成長を描いた作品。この作品は新聞小説史上かつてないほどの人気を得た、大衆小説の代表作である。

それまで講談で無敗最強のイメージが付きまとっていた武蔵を剣士として自己を確立するに至るまでの成長物語として描いており現在の宮本武蔵像はこの作品なしでは語れません。

出典:吉川英治著の「宮本武蔵」はおもしろいですか?バガボンドは嵌りました。...

2.『三国志』

吉川英治の思いが詰まった『三国志』

幼少時から三国志を愛読していたという吉川。劉備・関羽・張飛の出会いから、諸葛亮の死後に起きた魏延の謀反までのストーリーが描かれている。日本における三国志観に大きな影響を与えた作品だ。

吉川英治さんの三国志
最近講談社文庫の吉川英治歴史時代文庫の33からの三国志全8巻を読み、とても面白く読み応えもありました。

出典:吉川英治 - Wikipedia

3.『新書太閤記』

豊臣秀吉が主人公の作品『新書太閤記』

豊臣秀吉の生涯を描き、規模雄大な出世物語となっている『新書太閤記』。この作品も吉川の代表作となっており、大河ドラマの原作にもなっている。

民衆の上にあるのではなく、民衆の中に伍してゆく英雄として、秀吉は古来、誰からも愛されてきた。―奔放な少年時代を過した日吉が、世間を見る眼も肥え、生涯の主君として選んだのが、うつけで知られる織田信長であった。随身を機に名も木下藤吉郎と改め、着実に出世街道を歩んでいく。

出典:Amazon.co.jp: 新書太閤記(一) (吉川英治歴史時代文庫): 吉川 英治: 本

4.『新・水滸伝』

吉川英治の未完の絶筆となった『新・水滸伝』

明代の中国で書かれた伝奇歴史小説の大作である『水滸伝』を、吉川が自己流に解釈した意欲作『新・水滸伝』。未完ではあるが、物語展開では区切りに至っており、十分に読ませる作品となっている。

岩波で読んでいたものの、作者独自のアレンジで、とても読みやすくなってます。最後まで読みたかっただけに、惜しい作品となってしまいました。

出典:Amazon.co.jp: 新・水滸伝(一) (吉川英治歴史時代文庫): 吉川 英治: 本

5.『新・平家物語』

戦後の吉川英治の代表作『新・平家物語』

題材が『平家物語』だけでなく、『保元物語』、『平治物語』、『義経記』、『玉葉』など複数の古典をベースにしながら、より一貫した長いスパンで源平両氏や奥州藤原氏、公家などの盛衰を描いた長編小説である。映画・大河・人形劇と様々な分野で映像化された。

6.『鳴門秘帖』

吉川英治が1920年代に執筆した『鳴門秘帖』

謎に囲まれた阿波に潜入しようとする青年隠密と、それを阻もうとする阿波藩士の戦いに、青年隠密を恋い慕う女性の恋情を組み入れた作品である。読者からの人気は絶大だ。

初期の「時代小説」では、他国者の侵入を許さない密国阿波に潜む陰謀を巡って幕府の美貌の隠密法月弦之丞が活躍する『鳴門秘帖』が傑作中の傑作で、吉川英治の名を不動の物とした、間違いなく代表作の一つです。

出典:吉川英治さんでおすすめの小説を教えて下さい。

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