【有閑倶楽部】漫画家・一条ゆかりに学ぶたくましさ【プライド】

可憐で、ふわふわしていて、綺麗……少女マンガのイメージといえば大体こんなもの。しかし、漫画家の方はそれなりに壮絶。いろんな強さが必要です。

漫画家、一条ゆかり

少女マンガの大御所

一条ゆかりさんは、「りぼん」や「マーガレット」などの少女コミック誌で活躍した漫画家です。

一条ゆかりのイラスト

一条ゆかりさんの絵は、なんと言っても丁寧さがウリ。はっとさせられるような美しさ、柔らかさがたまりません。

一条ゆかりの代表作

一条ゆかりのヒット作品

一風変わった金持ち高校生の六人組の活躍を描いた「有閑倶楽部」は長期にわたるヒット作となりました。少女誌ながらアクション、コメディ、下ネタ等なんでもありのギャグ漫画です。

映像化化された有閑倶楽部

原作のヒットを受け、OVA化が一回、ドラマ化が二回されています。二回目のドラマはメインの男性陣が全員ジャニーズであり、話題を呼びました。

1:00 有閑倶楽部 (Yukan Club) ~ Opening

有閑倶楽部 (Yukan Club) ~ Opening

一条ゆかりが漫画家になるまで

進学校に進める学力がありながら漫画を描く時間を確保するために商業高校に進み、東京への修学旅行の最中に里中満智子のアシスタントになる算段をつけてしまう(結局、里中満智子の結婚によってこの話はなくなるのだが、結果的にそれが「りぼん」でのデビューに繋がっていく)

出典:一条ゆかりの奴隷だった。「りぼん」漫画家3人のプロデューサー - エキレビ!

漫画家になる前からスゴかった一条ゆかり

漫画家を目指し、夢に向かって遠回りをしないという力強さに脱帽です。

興味深いのが、「自分の描きたいもの・描けるものだけに取り組んできた」「読者に受ける受けないは関係ない」と他者に迎合しない姿勢を本書の中で何度も記しながら、その一方で読者アンケートを細かく分析し、読者の中で一番多いであろう〈普通の女の子〉像を常に探ってきた姿だ。「第一回りぼん新人漫画賞」での準入選受賞後、3年刻みで自分の歩むべき道程を計画し、その後、その計画よりも早くヒットを飛ばしてしまった自分に対して逆に危機感を覚えながら、冷静な自己分析を通して自らの〈感性〉を磨いていく様がすさまじい。

出典:一条ゆかりの奴隷だった。「りぼん」漫画家3人のプロデューサー - エキレビ!

漫画家になっても慢心しない一条ゆかり

漫画家になってからが本番

漫画家になってからも、一条ゆかりさんのたくましさは遺憾なく発揮されます。

《自分のなかにプロデューサーがいるようなもので、マンガを描いている時も、〈鬼のプロデューサー〉がクソうるさくて、サボりたいし甘えたいし楽しみたいゆかり先生を「プロでしょうが!」と厳しい掟で制します》

自身の中に「漫画家・一条ゆかり」と「プロデューサー・一条ゆかり」を同居させ、作家にとって必要な能力である近目(自分の好みと感覚を頼りに創作する能力)と遠目(全体のバランスを考え、他人から見た感覚を考える)を使いこなすことで、数々のヒット作を世に生み出してきたのだ。

出典:一条ゆかりの奴隷だった。「りぼん」漫画家3人のプロデューサー - エキレビ!

漫画家は自分の裁量が生かせる代わり、自分の怠惰さとも戦わなければならない仕事。意志の強い一条ゆかりさんにぴったりの仕事だったのでしょう。彼女の仕事ぶりから学べることは多そうです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

オトナ女子にもっとハッピーな休日を

この記事を友達に教える

この記事に関するお問い合わせ

ランキング