作家・西村京太郎はトラベルミステリーが好きじゃない!?

「西村京太郎サスペンス」という番組名に聞き覚えはありませんか? 原作者は小説家の西村京太郎さんです。実は、彼自身がトラベルミステリーを書き始めたのはある些細なきっかけから。

作家、西村京太郎

トラベルミステリーの第一人者

西村京太郎さんは、日本を代表するミステリー作家です。列車や旅に関連した謎解き、「トラベルミステリー」を確立させた作家としても有名です。

列車や観光地を舞台とするトラベルミステリーに属する作品を数多く発表しており、シリーズキャラクターである十津川警部は有名である。多くの作品がテレビドラマ化(『西村京太郎トラベルミステリー』、あるいは『西村京太郎サスペンス・十津川警部シリーズ』など)されている。

出典:西村京太郎 - Wikipedia

西村京太郎サスペンス・十津川警部シリーズ

完成度の高さから、西村京太郎さんの作品は二時間サスペンスの原作としてよくドラマ化されています。

西村京太郎の膨大な著作

著作は500冊を越え、全部集めれば書店の棚が一つ埋まるほど。

1:34 西村京太郎トラベルミステリー43「愛と殺意の津軽三味線」

西村京太郎トラベルミステリー43「愛と殺意の津軽三味線」

0:46 西村京太郎サスペンス・十津川警部シリーズ(TBS月曜ゴールデン版)

西村京太郎サスペンス・十津川警部シリーズ(TBS月曜ゴールデン版)

西村京太郎はトラベル・ミステリーを書きたくない!?

西村京太郎が売れるきっかけとなったブルートレイン

西村京太郎さんはいわゆる大器晩成型と言われる作家です。32歳でデビューしても、すぐには芽が出ませんでした。

デビューからしばらくの間は、社会派の小説を中心に自分の好きなテーマで書いていた。しかし、いつも初版止まり。あるとき編集者に「売れそうな作品のテーマを出してください。こちらで判断しますから」と言われてしまった。

 思い出したのは公務員時代、通勤途中の東京駅で見たブルートレイン(寝台特急)にカメラを持って群がる小中学生たち。直感的に「ブルートレインでいけるのではないか」と提案したところ、編集者は即決で採用した。

出典:【転機 話しましょう】(63)作家の西村京太郎さん 求められた仕事を真剣に...

寝台特急殺人事件

好きに書くのを我慢して、この本がヒット!

鉄道ミステリーのシリーズが大ヒットしたことで、出版社から鉄道ミステリーの依頼ばかりが舞い込むようになり、他のジャンルの作品を書く余裕がなくなってしまったと語っている。

出典:西村京太郎 - Wikipedia

西村京太郎が書きたいものとは?

決して「好きじゃない」ことはないと思います、が……鉄道ミステリーの依頼が立て込まなければ、西村京太郎さんは一体何を書いていたのでしょう?

実は江戸時代を扱った時代小説を書きたいと長年、構想を温めている。ただ、どの出版社の編集者に話を切り出しても「いいですねえ。でも、それは他の社で…」と言われてしまう。「売れないころに本を出してもらっている恩義があるから、編集者の要望を断れない」と笑う。

出典:【転機 話しましょう】(63)作家の西村京太郎さん 求められた仕事を真剣に...

西村京太郎の時代小説

西村京太郎さんは、長編で一本だけ時代小説を出したことがあります。
しかし、西村京太郎さんといえばやはりトラベルミステリー……ということで、もう一度時代小説を書く機会はまだまだ遠そうです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

オトナ女子にもっとハッピーな休日を

この記事を友達に教える

この記事に関するお問い合わせ

ランキング