ヴィヴァルディの「四季」を味わう

数多くの曲を作り上げた音楽史に名を残す偉人、ヴィヴァルディの代表作といえば「四季」ですよね。この記事では、情景豊かな四曲について解説しています。

作曲家、ヴィヴァルディ

バロック後期の多作な作曲家

ヴェネツィア出身の作曲家で、音楽の教科書でもおなじみです。

ヴィヴァルディの「四季」

《和声と創意への試み》 (Concerti a 4 e 5 "Il cimento dell'armonia e dell'inventione") 作品8の内、第1集すなわち第1曲から第4曲までの「春」「夏」「秋」「冬」に付けられた総称である。ただし、ヴィヴァルディ自身による命名ではない。
「四季」の各協奏曲はそれぞれ3つの楽章から成っている。それぞれの楽章にはソネットが付されていて、作者は不明である。

出典:四季 (ヴィヴァルディ) - Wikipedia

ヴィヴァルディ「四季」春

10:47 ヴィヴァルディ「四季」春 全楽章 (アムステルダム室内管弦楽団)

ヴィヴァルディ「四季」春 全楽章 (アムステルダム室内管弦楽団)

始まりの部分は有名ですよね。

まず冒頭では、春が訪れた喜びをバイオリン3台で、小鳥たちの囀りのように表現しています。
また、小川のせせらぎは、さざなみを表す優しい音色で奏でられています。
やがて黒い雲が空を覆うと、突然雷が轟音を立て、稲妻が光り出す激しい情景を醸し出す楽節へと誘い込まれていきます。
そして嵐が去ると、小鳥達がまた陽気なさえずり声で歌い出す、といった表現を、独奏バイオリンで高らかに、かつ華やかに奏でています。

出典:ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲集「四季」より「春」

「四季」の曲は全て三つの楽章からなっていて、これは「春」の第一楽章の解説です。
次に流れる二楽章も、是非味わってみてください。

ヴィヴァルディ「四季」夏

10:52 ヴィヴァルディ「四季」夏 全楽章 (アムステルダム室内管弦楽団)

ヴィヴァルディ「四季」夏 全楽章 (アムステルダム室内管弦楽団)

他の三曲と比べると知名度は劣りますが、「夏」も実に豊かで美しい楽曲です。
日本の夏の前向きなイメージと違い、灼熱の気候や鳴り響く雷というネガティブな側面をクローズアップしたメロディとなっています。

ヴィヴァルディ「四季」秋

11:49 ヴィヴァルディ「四季」秋 全楽章 (アムステルダム室内管弦楽団)

ヴィヴァルディ「四季」秋 全楽章 (アムステルダム室内管弦楽団)

秋は豊穣の季節。ぶどうの収穫やお祭りの情景が浮かんできます。
狩猟をイメージした8:23~の第三楽章は、JR中央線の高尾駅の発車メロディに採用されています。

0:27 中央線快速 高尾駅4番線発車メロディ「四季~秋 第三楽章~」

中央線快速 高尾駅4番線発車メロディ「四季~秋 第三楽章~」

ヴィヴァルディ「四季」冬

9:34 ヴィヴァルディ「四季」冬 全楽章 (アムステルダム室内管弦楽団)

ヴィヴァルディ「四季」冬 全楽章 (アムステルダム室内管弦楽団)

吹き荒れる雪や暖炉の暖かさを表現し、四季の終わりを飾る曲です。
3:10あたりからの激しいバイオリンは誰もが一度は聞いたことがあるはず。「ダイハツ ムーヴ」の自動車のCMです。

0:16 ダイハツ ムーヴCM|2014 壇蜜「盾」篇

ダイハツ ムーヴCM|2014 壇蜜「盾」篇

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