アイドルなのに無表情?WINKが80年代にバカ売れした理由【振り付け、キャラ作り】

80年代後半から90年代前半にかけて絶大な人気を誇ったアイドルユニット、WINKを知っていますか?一見するとどこにでもいる「昔のアイドル」ですが、彼女たちは当時あらゆる意味で革新的なアイドルでした。今回は、そんな彼女たちが「バカ売れ」した理由に迫ります。

無表情が新鮮、WINKの「人形っぽさ」が人気の理由?

「WINKの特徴は?」と聞かれた時に「無表情」というワードを挙げる人は多いはず。彼女たちは当時、その無表情で控えめなイメージによってダイブレイクしたのです。

WINKがデビューしたのは1988年、まさにアイドルの群雄割拠という時代ですね。この時代の人気アーティストとしてすぐに連想されるのは、森高千里さんや酒井法子さん、うしろ髪ひかれ隊、西村知美さん等です。

「笑顔」「活発さ」は当時のアイドル界の常識だった

上にあげたアイドルの共通項を挙げるなら、それはズバリ「笑顔が素敵なアイドル」ですね。健康的でなおかつ純真無垢な女の子は、当時多くの人に受け入れられていました。しかし、そういった「万人受け」を狙い過ぎると、自身の差別化を測りにくくなってしまうのです。

新風を巻き起こしたWINKの二人

WINKの二人はこうした時代風潮に対応し、敢えて「個性的」な売り方を下から成功したんですね。まさに「革命」。

操り人形のような振り付けが面白い

WINKの「お人形」感をさらに際だたせるのが、WINKの振り付けです。特に有名なのは1989年にレコード大賞を受賞した、「淋しい熱帯魚」ですね。

4:27 淋しい熱帯魚(PV)

淋しい熱帯魚(PV)

「淋しい熱帯魚」は最近でも「踊ってみた」動画や、CGキャラのダンス動画でよく見かけますよね。ですが、このお人形風のダンスは「淋しい熱帯魚」だけではありません。

5:01 背徳のシナリオ (Live ver.) / Wink

背徳のシナリオ (Live ver.) / Wink

簡単でなおかつ、スピーディーな動きと静止が入り交じる独特の踊りは当時大きな人気を博しました。そんなWINKの踊りは、当時、二人のキャラクターをもとに適切な振付を考えた振付師の存在無くしては語れません。

WINKブレイクの立役者、振付師・香瑠鼓(かおるこ)さん

もともと踊りが得意でなかったWINKのお二人。彼女達の「下手さ」をあえて逆手にとり、ロボットのような振り付けを考案したのが香瑠鼓さんです。

香瑠鼓:はい、その曲でウィンクは、レコード大賞を受賞しました。私は、ウィンクがブレイクする少し前、テレビに出始めた頃にウィンクを見て、踊りも歌も下手で(笑い)。そんな人達がテレビに出て脚光を浴びているのが悔しくて(笑う)。私は、うまければ世の中に認められると思って毎日必至で練習をしていたのに、その価値観が崩壊したんです。

出典:香瑠鼓 KAORUCOさん

WINKの人気を支えた、最大の功労者である人が、元々はアンチだったというのは面白いですよね。人の世では本当に何が起きるかわからない(笑)

WINKの二人のキャラクターの面白さも人気の理由

WINKの二人は、それぞれが『Up to Boy』という雑誌の上下半期のグランプリなのだそうです。そんな二人は、「美人」という大きな共通点がある一方で、なるべく多くのファンを得るために、対照的なキャラクター作りをしていました。これも彼女たちがブレイクした1つの理由なのでしょうね。

女の子らしさが人気だったWINKの相田翔子さん

相田さんはどちらかと言えば「天然」なキャラクター。女性らしい衣装を身にまとうことも多く同性からも好かれていました。

凛としたイメージのWINK・鈴木早智子さん

相田さんと比べると、鈴木幸子さんは「しっかり者」のイメージで売っていたそうです。シンプルにまとめた髪型、ミニスカート、などがクールな印象を彼女に与えました。

子供の頃に歌の番組の中で、二人のどちらの方が好きか100人に聞いた人気投票があったんです☆結果は6対4で相田さんでした★まさに当時の人気もそんな感じでしたよ♪

出典:winkの全盛期にリアルタイムでファンだった方、教えてください。...

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