「鉄道員」・「壬生義士伝」などでお馴染み!小説家・浅田次郎さんのおすすめ作品集!

小説家の浅田次郎さん、代表作の「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞を受賞したことが有名ですね。最近では様々なメディアでエッセイなども寄稿しており、勢力的な活動を行っています。今回は、そんな彼のお勧め作品を集めてみました!

浅田次郎さんの作風

人情味あふれる作風に定評のある浅田次郎さん

そんな浅田さんの小説は人の心を鷲掴みにする文章ばかりです。自身の経験や思想を文章として上手に表現することができる才能を持っているからだと思います。自身も「書くのは最大の道楽」と語っていますね!

『鉄道員』(1999)

壁にぶつかった人たちの心の救済をテーマにした短篇集の『鉄道員』。人と人との心のつながりにうるうるっと来てしまう話ばかりです。

本のタイトルにもなった「鉄道員」は映画化されました。

映画を見た後だと「原作長編小説なのかな?」と思うでしょうが、実際の「鉄道員」は短篇小説なのです。

やはり 設定 道具立てが抜群に日本人には効いてしまうのだと思う。雪国、鉄道、駅、廃線最後の日(定年最後の日にも読める)、仕事一途、無口、娘、茶碗、赤い半纏、並べているだけで目頭が熱くなってくるぐらいである。日本人の泣き所をことごとく「攻めている」としか言いようが無い。(中略) そう考えると 誠に浅田次郎は「悪党」であると 目を拭いながら苦笑いしてしまう。

出典:Amazon.co.jp: 鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫): 浅田 次郎: 本

『蒼穹の昴』(1996~)

清王朝の宮廷を部隊にした歴史小説

清の時代の中国で、主人公春雲が宮廷入りし、西太后の側近として昇りつめるに至るまでを描いた物語です。宮中を二分する政争に翻弄されながらも、必死に王妃を支える主人公に心を揺さぶられます。

NHKでドラマ化されたことも有名です!

日中共同制作のドラマであったため、話題を集めました。

『ま、いっか。』(2012)

浅田次郎さんの美学が光るエッセイ集『ま、いっか。』

青春時代の思い出、美人たちへの忠告。旅と買い物の、とっておきの楽しみ方といった様々なトピックについて、自身の観察眼と経験を元に考察していくエッセイ集です。浅田さん自身の持つ「おやじの視点」「江戸っ子のメンタリティー」がかいま見えるのが魅力です。

いつものようにサービス精神豊富なエッセイですし、自分の半生を見事にドラマのように描き、独自の視点での女性観や男の生き方を語る浅田次郎の筆運びには小説とは別の魅力が込められています。

出典:Amazon.co.jp: ま、いっか。 (集英社文庫) 電子書籍: 浅田 次郎: 本

「終わらざる夏」(2013)

戦争という悲劇的な状況下で懸命に生きる主人公が印象的な『終わらざる夏』

太平洋戦争の末期に召集された、3人の主人公にクローズアップして物語が進んでいきます。戦争の理不尽さを描いた作品として有名です。きちんとした歴史研究を踏まえて執筆されており、表舞台に現れない戦地の事情などにも触れられている作品です。

恥ずかしながら、占守島の戦いという史実を知りませんでした。日本の戦争は8月15日に終わったものと、これまでずっと疑いませんでした。このような理不尽な戦いがあったことを知れて、この作品に出会えてよかったです。読み終わり、改めてこの戦いの全容を調べました。最後は捕虜になってシベリア送りとのこと。切ない限りです。

出典:終わらざる夏 下(浅田 次郎)の感想・レビュー一覧 - 読書メーター

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