故 佐久間正英氏の音楽に対する晩年の考え方まとめ【インタビュー】

今年の冬、胃がんにより亡くなられた佐久間正英さん。 JUDY AND MARY、L'Arc〜en〜Ciel、BOØWYなど、数々の有名アーティストのプロデュースをしてきた有名な方が、晩年音楽業界、音楽そのものに対して何を感じたのか、インタビュー・blogなどの発言をまとめました。

多くのミュージシャンのプロデュースを手掛けた佐久間正英さん

佐久間正英さん

佐久間正英さんはロックミュージック界の父&名プロデューサー

出典:www15.ocn.ne.jp

佐久間正英さんはロックミュージック界の父&名プロデューサー

JUDY AND MARY、L'Arc〜en〜Ciel、BOØWYなど、数々の有名アーティストのプロデュースしてきた、本当に尊敬できる、素晴らしい方です!

2014年1月16日 逝去

2014年1月16日 にご逝去されました

出典:pds.exblog.jp

2014年1月16日 にご逝去されました

元々、2013年8月9日末期のスキルス胃がんであることを公表されていました。そこから4ヶ月少しのことでした。

2014年1月16日午前2時27分、日本のロックミュージック界の父、名プロデューサー佐久間正英がこの世を去った(享年61歳)。佐久間氏は2013年4月にスキルス胃癌と診断されながら、10ヶ月に渡る闘病生活のあいだ最後の最後まで音楽と向き合い続けていた。ブログに残された最後の言葉が「それでも人生ってまだまだ楽しく面白い」であったことは、音楽を愛する者にとって勇気をもらえる一言だったと思う。

出典:第97回:追悼・名プロデューサー佐久間正英の忘れられない仕事15選

2014年1月16日、61歳で亡くなられました。ご冥福をお祈りします。

晩年の佐久間正英さんの言葉をまとめてみました。

「そろそろ音楽を止める潮時かな」

佐久間正英氏「そろそろ音楽を止める潮時かな」

2012年のブログより。

ここしばらく「そろそろ音楽を止める潮時かな」と漠然と考えている。

ここで言う音楽とは自分の職業としての音楽のこと。趣味に近いたまにやるライブであったりバンド活動だったり毎晩作っている”おやすみ音楽”だったりのことでは無く、職業演奏家・作曲家・編曲家・レコードプロデューサーとしての音楽との関わりのことだ。

出典:音楽家が音楽を諦める時 - Masahide Sakuma

佐久間正英さんの発言は音楽業界の構造を憂いてのことであった。

音楽業界の構造変化をいち早く察知した佐久間さんならではの考えです。

音楽制作の現場においていつの頃からかその制作費の締め付けが厳しいモノへと変わって来た。
・・・

僕らはよりよい音楽(音)を作ろうと日々努力する。そういう仕事だから当たり前のことだ。
よりよい環境(スタジオ等)を求め、よりよい機材で、よりよいやり方を試行錯誤し。知らない方から見れば「何でそんなことに?」と思える様な些細な部分にも注視し努力を続けて来た。
ところがあるボ−ダーラインを越えてしまうとその努力もやりようが無くなってくる。

出典:音楽家が音楽を諦める時 - Masahide Sakuma

コストに対する努力がある一点のラインを超えた時、それは仕事ではなく趣味のものとなってしまう。そんな意識からこのような話をしているのでしょう。

もっと「音」に向き合う時間、人を集めなければいけないが、コスト上それができないのであれば
・・・という発言なのでしょう。

良いを追求するには、現実問題としてお金がかかる。それ故、プロとしてある部分を"諦める"必要がある。

プロとして「良い」を追求するには、あまりにも制約が大きすぎる時代に

出典:p.news.nimg.jp

プロとして「良い」を追求するには、あまりにも制約が大きすぎる時代に

ただ現実を鑑みるとプロとしてある部分を”諦めて”前に進むしか無い残念な状況ではある、と言う話しです。

出典:昨夜の投稿の追加文 - Masahide Sakuma

現実を語るも、音楽に対する熱い思いは健在!

「僕が今もし20歳だったら、けっこう燃えていた」

その現状を見ても音楽に対する熱い思いは健在の佐久間正英さん

出典:blogs.c.yimg.jp

その現状を見ても音楽に対する熱い思いは健在の佐久間正英さん

俯瞰してみると、これまでの業界の構造が劇的に変化している面白い時代だし、僕がもし20歳だったら、けっこう燃えていたと思いますよ(笑)。

出典:「僕が今もし20歳だったら、けっこう燃えていた」佐久間正英が見通す、音楽業界の構造変...

健康と時間があればこその意見なんでしょう。
もし時間が残されていれば、再び音楽業界も盛り上がったかもしれない。そんな気がします。

「音楽産業が衰退していくかというと、僕はそう思わない」

音楽産業は衰退しないと語る佐久間正英さん

出典:www.pronews.jp

音楽産業は衰退しないと語る佐久間正英さん

全世界的に見てこれから音楽産業が衰退していくかというと、僕はそうは思わない。

(中略)

日本の音楽業界は、新しい環境への対応が下手だったな、と思います。いろいろと話しを聞くと、今はアジアでも日本は相手にされない、というのが現実のようです。

出典:「僕が今もし20歳だったら、けっこう燃えていた」佐久間正英が見通す、音楽業界の構造変...

環境変化についていけなかった日本の音楽産業の問題であると看破!
これから業界再編が進んで、もっと音楽が親しみやすくなることを願っています!

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