【ゲゲゲの鬼太郎】なぜ今、妖怪ブーム? 水木しげるの作品に学べ【妖怪ウォッチ】

水木しげるさんは、作品発表されてから五度も六度もアニメ化されている「ゲゲゲの鬼太郎」の著者であり、妖怪研究家でもあります。 巷では、今、妖怪ブームだといわれており、「妖怪ウォッチ」などが記録的な売上を見せていますが、水木しげるさんはいったいどう思っているのでしょうか。

2016.01.27
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水木しげる

水木しげる

「ゲゲゲの鬼太郎」でみなさんご存知の漫画家です。妖怪研究家でもあります。

水木しげるさんを題材にした「ゲゲゲの女房」

NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」は記憶に新しいですね。

水木しげるの作品

「ゲゲゲの鬼太郎」(著:水木しげる)

正義感の強い妖怪の鬼太郎が、妖怪と人間が共存できる世界を作るために悪い妖怪と戦うお話。

水木しげるといえば、この作品。

「河童の三平」(著:水木しげる)

人間の三平と、三平によく似た河童の三平が共同生活をするお話。

「悪魔くん」(著:水木しげる)

一万年に一人の天才児である悪魔くんは、全人類が幸せに生きる世界を築くために悪魔の力に頼ろうとするお話。

作中の悪魔は、いわゆる西洋の悪魔だけでなく、世界中の神話や民話に含まれる妖怪や怪物も含まれている。

「コケカキイキイ」(著:水木しげる)

高度経済成長を経て生じた社会問題などを題材に、新生物「コケカキイキイ」の活躍を描いた風刺漫画。

「不思議な手帖」(著:水木しげる)

平凡なサラリーマンの山田は、玉枝を書いた人間を死なせる手帖を手に入れるが……。

週刊少年ジャンプで似た設定の漫画がありましたね。

「サラリーマン死神」(著:水木しげる)

単身赴任の死神が、ノルマを達成するために奔走する物語。
風刺漫画でもあります。

空前の妖怪ブーム

「妖怪ウォッチ」

子どもたちに大人気の作品。

ゲームやアニメ、マンガなど幅広くクロスメディアされています。

ごくごく普通の街「さくらニュータウン」に暮らす、ごくごく普通の小学5年生「天野景太(ケータ)」は、ある夏の日に白い奇妙な生き物「ウィスパー」に遭遇した。
それからケータにつきまとうようになったウィスパーは、なんと妖怪だったのだ!
不思議な時計「妖怪ウォッチ」をウィスパーから渡されたケータは、その日から街のいたるところに現れる妖怪たちが見えるようになってしまった・・・!

出典:テレビ東京・あにてれ 妖怪ウォッチ

誤解を恐れずざっくりとまとめるなら、日本人が大好きな「妖怪」と『ポケットモンスター』を組み合わせ、そこに『ドラえもん』的な世界観をブレンドしたのが『妖怪ウォッチ』なのである。しかし、ヒットコンテンツの要素を単に組み合わせただけでは中ヒットどまりが関の山。『妖怪ウォッチ』大ヒットの裏にあるのは、絶妙なクロスメディア展開である。

出典:『妖怪ウォッチ』はなぜヒットしたのか? 爆発的ヒットの裏にあるクロスメディアの公式

妖怪ウォッチ タイプ零式

小学生向けの玩具です。メダルが大人気でどこにも置いてない時期もあったほど。

「おもちゃの妖怪ウォッチを持っていないと小学生が仲間はずれにされる!?」というウワサも広がるくらいの人気です。

なぜ今、妖怪ブームなのか?

妖怪というのは古めかしく、ノスタルジックな存在です。怪獣とかUFOとか、ああいう宇宙ものとは少し違います。(中略)しかもこんなにブームになるというのは驚きです。それでも、今までの長い妖怪文化の発掘なり、再評価なりが進んできたので、それに刺激を受けた新しい作家さんたちが出てきてくれるだろうとは思っていました。ここまでのヒットは想定していませんでしたが、『妖怪ウォッチ』的なものはいつか出てくるだろうと思っていたのです。

出典:妖怪ウォッチのヒットでわかった日本人の「妖怪愛」 日経エンタテインメント!

水木しげるが描く「妖怪」のイメージ

『妖怪ウォッチ』は水木しげるの呪縛から脱した妖怪デザインが凄い。これを成し遂げた者は誰もいなかった=だから売れた。
(中略)
水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』とその世界観の影響力を塗り替えるほどの妖怪マンガやアニメは遂に登場しなかった。前述の『孔雀王』の後にも、『地獄先生ぬ~べ~』(1993)や『犬夜叉』(1996)などというヒット作もあったが、最大瞬間風速ではいくらでも水木しげるを超えていたと思うけれど、結局は水木しげるの妖怪の天皇という地位は揺るがなかった。

出典:『妖怪ウォッチ』は水木しげるを殺したか? | ネットラジオ BS@もてもてラジ袋

聞きたかったのは、平成のいま、なぜ妖怪ブーム、鬼太郎ブームなのだろうかということ。なかなか素直な答えは返ってこなかったが…。

「子供向きと思って描いたことはないし、こうすれば(読者に)うけるとか考えたこともない。自分自身のために描いてきた。普通の漫画家とは違うかもしれないけど、自分が面白いか面白くないか、それだけ。なんでも独自路線でやってきたね」

出典:産経新聞 ENAK 水木しげるさんに聞く 妖怪ブーム 鬼太郎の生みの親

水木しげると妖怪ブーム

「自分が面白いか面白くないか、それだけ。」
読者にとっても面白い作品だったからこそ、50年以上続く作品になったのでしょう。

「『面白い』から売れる」、とてもシンプルな答えですね。

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